【親知らず抜歯】口腔外科で難抜歯…長時間手術でへとへと体験記
大学病院の口腔外科行って、難しい親知らず抜歯してきました~!
1時間半、先生に格闘していただきどうにか抜いていただきました…。
レントゲン撮影等も含めると2時間強のかなりの難手術でした(泣)
今回は全然たのしくない体験記ですがよければご覧くださいませー(笑)
見ないふりしていた親知らず
生えなくてもいいのに、親知らず4本しっかり生えている私。
若いうちに1本は抜いているのですが、今回右下親知らずがとうとう虫歯になり、抜歯をお勧めされました…!(ガーン)
この親知らずは半分歯肉に埋まっていて、磨き残しも多く虫歯になるのは確かに想定内なので、抜くことは勧められてはいましたが、支障がでるまでは温存で、という方針で見て見ぬフリしてました(汗)
12月の定期健診で、指摘されたのですが、コロナ感染者も増えている時期だったので、「ちょっと時期が…」とさらに先延ばし(笑)
3月の定期健診で、虫歯の自覚症状はなかったですが、やはり虫歯なので、抜きましょう、と大学病院に紹介状書いてもらうことに。
うう…いやだなあ。抜歯とか怖すぎです。
難しい親知らずなので、かかりつけの歯医者では厳しいと言われ、それで私の恐怖度は更に上がります…。
抜歯で大学病院って!!
ひええ、怖すぎる…!
大学病院は予約を取りにくい、という話を小耳にはさみ、嫌でしたが、すぐに予約TELをかけ、1か月後に初診、そして更に1か月弱後の5月に抜歯することになったのです。
「親知らず」「抜歯」検索魔の日々
心配だし、怖いし、でひたすらネットで親知らず関連の検索ばかりしてました(笑)
大学病院の先生は、そこまで丁寧に説明してくれる感じではなかったのですが、色々な歯医者さんサイトばかり見ていたので情報は色々仕入れてました。
その辺の情報は、検索すれば色々出てくるでしょうから、とりあえず置いといて(気が向けば書くかも?)
抜歯前日や、当日も、ひたすら検索!
前日の過ごし方や、当日の様子や心構えとか、その後の経過とか…。
術中に心穏やかにすごす方法を探したのですが、うまく見つけられず残念。
恐怖心が強い場合は、薬の力を使うようですね。
ちなみに、前日は早く寝て体調を万全にするように、ということでしたが、気が高ぶっていたのか、緊張していたのか、前日の夜は全然眠れず(笑)
日中、眠くて少しフラフラしてました(おいおい…)
抜歯本番!歯を抜いた時の様子
14時予約でしたが、13:30に病院に到着。
仕事は午後半休取得しました!
大学病院は、平日しか診療してなくて、サラリーマンには通い難いですよねぇ。
早く着いたので、少し気持ちを落ち着けるか…と心穏やかに待とうと思ったら、13:50頃に意外と早く呼び出しの声が…うわー、予想より早い!緊張してきた!
椅子に座り、まな板の鯉状態。
もうここまで来たら覚悟決めるしかなく、心臓がバクバクいっているのがわかります。
恐怖MAX状態です…!
もう後は流れるままに。
麻酔してドリルして歯を砕いて…抜歯前半戦!
まずは麻酔を2本。
表面麻酔はせず、歯茎と内頬あたりにブスっブスっと。
既に痛くて、涙がにじみそうに(汗)
先生が準備している間、じわじわと麻酔が効いてきます。
くちびるや頬が痺れる感じ。この感じ知ってるなーと思いつつ。
少し時間をおいて「麻酔効いてるか試しますねー」と歯茎の間にゴリっと器具をいれて不快でしたが、痛くはありません。
麻酔効いていることに安心。ちゃんと効いててよかったぁ。
麻酔確認できたので、手術本格開始ですね。
「血が飛ぶかもしれないので、タオルで目を隠しますね~」
白いタオルがふわっと、目の上にかけられます。
ええ、その言い方怖い。血飛び散る可能性が!?
とまた恐怖する私(笑)
でも、目にかけてもらったほうが、私はよかったです。
私、歯医者では目を閉じず辺りを観察していることが多いので、先生と目があったり、何してるかよく見てたりするんです。
目を隠してもらったのは初めてですが、先生と目が合わないが良かったかも。
しかも色々な器具を口の中に突っ込まれていたので、見えてたら怖かったかも…と。
隙間からうっすら見えるので雰囲気はわかりますが、雰囲気で十分です!
早速ドリルでウィィン、ゴリリリと、口内を削り始めます。
治療計画書で、「歯肉切開」「歯の分割」と説明されていたので、この行程は想定内ですが…やっぱり嫌なものですねぇ!
麻酔が効いているので確かに痛みはないのですが、キュイイイイン!と大きな音を立てて、鈍い振動がダイレクトに身体に伝わり、身体に力が入ります。
両手を身体の前で握りしめていたのですが、どんどん力が入っていくのを感じます。
普段の虫歯の削る施術とは圧倒的な質量差を感じます…。
ある程度削ると、歯を砕くようで、力をこめて器具でミシミシと歯を圧迫していきます。
これがまた恐怖心あおります。
歯はそう簡単には砕けないようで、かなり力を入れても、割れないようでした。
これも痛くはないのですが、振動が…。衝撃が強くて、痛いような錯覚もあり。
若い男性の先生がギシギシとかなり力を込めているので、大丈夫かな…、勢いあまって他の所突き刺したりしないかな…とか、余計な事ばかり考えてしまいます。
力が必要そうなので、男性の力が必要なのかも…とか思ったりも。
もし私が歯医者してたら、力足りなさそう…。
そうこうしているうちにパキツ、ミシッと、歯の割れる嫌な音。
削って砕いての繰り返しで、とても長い時間に感じました。
気づけば、抜歯を本格的に始めてからは30分以上が経過していました。
施術椅子に座ってからはもう1時間弱…!
予定では30分-60分と聞いてましたが、まだ終わらない様子。
歯の大きな部分はだいぶとれたようなので、レントゲンで残り状況を見ようとのこと。
レントゲンで見つかる歯の根っこ。抜歯後半戦!
ガーゼ噛みしめて止血しながらレントゲンへ。
大学病院なので、口腔外科と放射線科は分かれていて、少し待ちました。
待ち時間と撮影と、で30分位かかりました。
撮影後はすぐに写真を見てもらい、まだ歯の根っこが残っていることが確認できました。
「根っこあと少しなので頑張りましょう」
と励まされつつ、そこからも長かったですね~。
対応は基本は同じで、ドリルして、砕いて取り除く感じのようでした。
時間が経過したからか、それとも奥の方のせいなのか、何度か「痛い」と訴えて麻酔追加してもらったりもしました。
麻酔効いて歯の痛みがない状態でもつらいのに、痛みまで出るとホントきつい!
痛いな、と思ったら遠慮せずに「痛い」と訴えました。
皆さんも痛みは我慢しないほうがいいですよ~~。
残った根っこは曲者のようでした。
奥のほうで曲がっているらしく、簡単には取れないようでした。
しかも下あごの神経に近くて、強引な作業もできず、丁寧にゆっくり作業が必要とのこと。
「思ったより曲がってるなー、ここまで来たら取り切りたいけどなー」
といいつつ作業される先生。
角度を変えたりしながら四苦八苦対応してくださったのですが…
一部の歯を残し、すべて抜歯しないことに
結果、最後の小さい根っこはそのまま残すことになりました!
神経に触って、痺れが残る可能性もあるので、下あごの神経を気を遣うことになりました。
歯の根っこを一部残すことで、感染のリスクはあるようですが、そこは経過観察ということで。
最後は、縫合して止血チェックして。
一通り終わったら16時ですよー。
いやー、2時間強!
ホント長かった…。
気力ゲージ、体力ゲージ、ゴリゴリ削られまくってすっかり放心状態の私。
先生も難作業で、本当にお疲れ様でした!ありがとうございました!と感謝でいっぱいです。
(麻酔と噛みしめたガーゼで口がもごもごして、あまりお礼も言えませんでしたが…)
終わってみると、座面に接する足部分がしっかり汗かいていることに気づきました。
施術中、身体のあちこちに力が入っているとは思ってましたが、これは消耗しますねー…。
抜歯を終えて
抗生物質と痛み止めと、うがい薬もらって、まっすぐ家に帰ります。
麻酔が効いているせいか、あまり辛くはありません。
家に帰ると、マスクが血液交じりのだ液まみれでした(笑)
いやー、コロナ禍でマスク生活で良かった。
だだもれしてたとか…お恥ずかしい!
しかもそれに気づかないのがビックリですよね~。麻酔すごいなー。
麻酔は1~3時間位で切れると、調べてたので、帰り道で痛み止め飲んどいたのですが、帰宅後もまだまだ麻酔が切れる気配がありません(あれ)。
途中追加した伝達麻酔かなー?
19時ころ家族で夕飯食べますが、まだ麻酔きれてないし。
私だけやわらかい簡単な食事!
豆腐スープ、病院でもらった栄養添加した野菜ジュース、ご褒美プリン♪
食べるとちょっと傷口気になりますね…。
やっぱり無理しないでしばらくは柔らか食かなー。
そう思って、食事の用意は万端!色々買いだめしてあります♪
豆腐、プリン、ヨーグルト、卵豆腐、高栄養の流動食セット…等!
20時ころ、ようやく唇のしびれがないことに気づきました。
やっと麻酔きれたのかな?
うっすら痛みがある気もしますが、痛み止めも効いているようです。
このくらいなら大丈夫かな。
あとは、就寝前に痛み止めと、抗生剤追加投与して、今日は終わりです。
いやー…長い1日でした。
腫れのピークはこれからなので、どれだけ顔が腫れるか、痛みはでないか、とか、これから気になるところですね。
明日は仕事予定なので、何事もなければいいけど…。
面白くもないダラダラと長い日記でしたが、ここまで御覧いただきありがとうございました~~!!
親知らず抜歯生活これから頑張りますーー!
親知らず、これから抜く方…怖いですけど、一緒に頑張りましょうねぇ。