三原山ハイキング&絶景温泉ツアー【伊豆大島一人旅】

2020年2月16日

東海汽船130周年企画ツアー「三原山ハイキング&絶景温泉」に参加してきたので、旅レポです!参加費7,200円の格安ツアーでしたが、とってもいい旅になりました!
船旅、椿祭り、温泉、絶景、動物、と要素盛りだくさんで、初めての大島満喫できました。
東海汽船さん、130周年おめでとうございます!!楽しい企画をありがとうございました!

前に書いた熱海旅行と、この伊豆大島旅行と、連続で遊んでいてすっかり更新が空いてしまいました…。
熱海旅行から帰ってきたその日の夜に大島旅行に行くという、元気なスケジュールを立ててしまい。しばらくはその反動で仕事だったり、体力回復休憩だったりと時間取れませんでしたが、ようやく書けます。
白浜フラワーパークの母子旅行記事を次ネタにしようと考えていましたが、新しい情報を先にアップします!

三原山火口1周お鉢巡りツアーについて

ツアーチラシ/ 東海汽船 ツアーページより

130周年記念企画で登場したお得感のあるツアーです。
大人8,000円ですが、ネット申し込みをしたところ10%割引の7,200円で予約ができました。
これだけ盛りだくさんで7,200円ってすごくないですか!?
以下紹介ページでは毎年好評って書いてあるので、定番で開催しているツアーなんですかね?
ツアー紹介ページ(三原山ハイキング&絶景温泉)

ツアー概要
・大型客船で前日夜から船移動し、早朝に大島到着
・大島温泉ホテルで温泉入浴&朝食バイキング
・三原山でハイキング
・三原山近くの歌之茶屋でランチ
・大島公園で椿祭り見物
・ジェット船で夕方東京到着

前の記事で書いた、お得な往復きっぷも出ているので、元々はフリー旅行を考えていました。
ただ、初めての大島ですし、お任せツアーでまずは様子を見てみることに。
金額的にはとってもお得!
計算すると2万円弱が7,200円…自分でいくと結構お金かかる所でしたね。

ツアーと同じことを通常価格でした場合
大型客船(特2等/2月/東京~大島)6,800円
ジェット船(2月/東京~大島)7,340円
大島温泉ホテル・朝食休憩プラン(入浴&朝食)2,100円
歌之茶屋昼食(てんぷら定食)1,100円
路線バス1日乗り放題 2,050円
 ※各路線で金額出してみたら2,000円位だったので乗り放題で計算
合計:19,290円

さて、ここからは旅レポですー。

大型客船さるびあ丸での船旅

竹芝客船ターミナル22時発の出航に合わせて、夜家族が寝てから自宅出発します。
熱海旅行から夕方に帰宅後、夕飯食べて荷物準備してと、強行スケジュールですw
平日休みが取れる機会が貴重なので、夫と子供がいない間に旅行をしようという計画です。

竹芝客船ターミナルは、JR浜松町北口から10分弱で到着します。
迷うことを考えて早めに出ましたが、基本はまっすぐの道で問題なく到着しました。
普段は幼児がいるため夜は家にいるので、夜に出かけるというのは新鮮ですね。
電車も空いているし、浜松町の明かりは綺麗だし。

竹芝客船ターミナル

ターミナル到着後、乗船受付を済まします。
ツアー参加ですので、往復の乗船券を受け取り、添乗員さんから説明を受けます。
添乗員さんが2名もついてくれる事にビックリ。しかも若くてキレイなお兄さん&お姉さん。
ツアー案内とツアータグ、記念品のレジャーシートを受け取りました。

伊豆諸島が描かれたレジャーシート。子供喜びそう

レジャーシートはてっきりハイキングで使うから記念品として配ったんだろうと思ったら、ハイキングでは全く使わず…。
山の上でレジャーシート敷いて休むような感じではなく、家にそのまま持ち帰りました!

ターミナルから見たさるびあ丸

22時、定刻通り出港します。
2月の寒い冬空の下でしたが、東京の夜景が綺麗でしばらくデッキで夜景鑑賞を楽しみました。この日は、満月も一段と明るく海を照らしていました。
2020年6月にこのさるびあ丸が引退してしまうという事で、さるびあ丸のファイナル夜景クルーズも企画されています。4月5日までの毎土日に通常1,480円が1,000円で夜景が楽しめるという事で気になっていたのですが、今回の船旅で十分満喫できました!
夜の船旅良いですよ~。もう少し暖かい時期だと尚更いいですね~。
さるびあ丸ファイナル夜景クルーズ(東海汽船HP)

夜景が大分遠くなってきたところで、寒いので船内に戻って船内探検します。
指定席の特2等席が少し居辛かったので、しばらくフラフラしてました。

大型客船は全席指定席で、今回ツアーで含まれる特2等席というのは2段ベッドの1つを使うことができます。
今回のツアーでは、500円で1等席にアップグレードすることもでき、お得ですが1等席は部屋の中で区画が割り振られて布団で眠ることができる、というものです。特2等の方が寝床は固いですが、カーテンで仕切ることができプライベート空間を確保できるので、特2等のままを選択しています。

確かにカーテンで仕切って1人でいられていいのですが、女性専用区画が満席だったようで、私の席は男性ばかりの中に1人女性という状況でした。
目の前の席の方が常にカーテン開けていて目があうんですよねーw
周りも静かなので、飲食するのも音が出て目立つかなと思い、公共スペースで時間を過ごし、寝る時だけ席に戻りました。

デッキで1人お酒を飲む…寒くてすぐ戻りましたw

お酒飲んで、夜中に一度お手洗い目を覚ましたが、快適な夜を過ごしました。
固い寝床が苦手な方は、マットや毛布下に敷くと良いかもですね。

朝5:30。館内音楽&アナウンスで目を覚まします。
6:00に大島に到着するので、準備するのに丁度良い時間です。
簡単に身支度して荷物まとめて、大島の岡田港に到着します。
一晩のお手軽船旅満喫しましたー!船ものんびりでいいですねぇ。

大島温泉ホテル絶景温泉&朝食

大島到着すると、港には早朝到着客向けに元町港への接続バスが到着しています。
私達はツアー用の専用バスが用意されていました。
路線バスに乗ると事前に聞いていましたが、人数揃ったので、専用バス確保できたんですね、嬉しい!
今回のツアー参加客は35名。平日でしたが結構いる!
皆でバスに乗って、まずは最初の目的地、大島温泉ホテルへ。

大島温泉ホテル外観

大島温泉ホテルHP
大島温泉ホテルは古めかしい雰囲気があるホテルですが、眺望が素晴らしいですね。
温泉から見える、三原山は絶景でした!
露天風呂からは遮るものは何もなく、三原山を臨むことができました。
露天風呂の写真は撮ってないですけど、冒頭のツアーチラシの写真の感じでした!
野生のサルも風呂近くの木に登って食事をしていました。
人間がいない時は、もしかしたら露天風呂に浸かっていたら楽しいですね。
温泉はかけ流しで、無色透明のさらりとしたお湯でした。ボディソープやシャンプー、コンディショナーもそれぞれ用意があるのがポイント高いです。
タオル持参しましたが、必要があれば300円でレンタルできるそうです。

朝食はバイキング会場で、他の宿泊客の方と一緒に食事を取ります。
食事会場からも三原山を見ることができます。
食事内容は豪華なものがある訳ではありませんが、名物の明日葉料理を色々いただく事ができました。明日葉ジュース、おひたし、漬物?など。
明日葉ジュースは甘くて意外と飲みやすかったです。売店にはちみつ入り明日葉ジュースが売ってたので、これでしょうかね~。

絶景三原山ハイキング &お鉢巡り

大島温泉ホテルからバスで、5分ほどで三原山口に向かいます。
三原山は伊豆大島の中心にある山で最高峰で標高758mとそこまで高い山ではありません。
ただ、2万年前から現在に至るまで100年~200年周期で噴火している元気な火山です。
直近では1986年という近年にも噴火して全島避難したそうです。

途中雪が降ったりしましたが、三原山到着時は晴れていいハイキング日和です。
雪が降ったこともあり、大きな虹を見ることもできました!
虹なんてもう何年ぶりにみたかなー。

遠くに見える三原山。これからあの上まで向かいます。ここからみると随分遠くに見えます…。
往復2時間半程のハイキング。
最初40分ほどは平坦な道で、その後上りの道になります。

基本的には舗装されたキレイな道なので、動きやすい格好であれば大丈夫です。
ただ、お鉢めぐりや山の上の方を歩く場合は、砂利道で足元が悪いので、できれば登山靴のようなしっかりした靴の方が良さそうです。
私は普通のスニーカーで登りましたが、スニーカーだと砂利で靴がずれたり、足元滑ったりして足首痛めそうになりました(汗)

火口の周りを歩くお鉢めぐりコースを歩いたのですが、火山のエネルギーを感じるハイキングでした。
辺り一帯溶岩石がゴロゴロしていて、過去の噴火の様子を見ることもできました。
今でも火口からは蒸気が吹き出し、荒々しい様子には驚くばかりです。

このハイキングコースは、どの地点も景色が良く楽しかったです。
辺り一面青い海と青い空が広がり、富士山や伊豆半島を見ることもできました!
伊豆半島が思ったよりも近く、前日にはあの場にいたかと思うと不思議な気分です。
伊豆からも大島は見えますが、気にしていなかったですしねー。
天気も良かったので伊豆諸島の島々も見ることができました。ほぼ一直線に島が並んでいるので、島々を見通せるんですね。

年配の方も多く参加するツアーで、体力にそこまで自信がなくても景色を楽しめる、良いハイキングコースかと思います。
ハイキングコースはいくつかあるので、体力に合ったコース選ぶといいですね。
ちなみに翌日私は筋肉痛になりましたw

歌之茶屋で明日葉ランチ

下山後は歌之茶屋でランチ休憩です!動いたからお腹すいた~!
三原山口にある、お土産屋さん兼食堂で、食堂は広く団体客が沢山入れます。

天ぷらとお蕎麦とおかずのランチが用意されていました。
明日葉天ぷらさくさくで美味しかったです!
安価なツアーだったので、昼食はあまり期待していなかったのですが、品数多くてビックリですー!
メニューにある天婦羅定食(1,100円)、これが出たのかな?

お手頃価格で食事できるようですね

集合時間までの時間で、家族のお土産探したり、周囲を散策したり。
下の写真の展望広場は穴場で、良い所でしたよ~。

大島公園&動物園&資料館

ツアー最後の工程、大島公園に到着です!1日あっという間だー。
1月26日~3月22日まで椿祭り真っ最中です。
椿関連の出店や、アンコさん体験、ステージでの出し物など、盛り上がっていました!
1人旅なのにアンコさん体験しちゃいましたw
1人で何やってるんだか、って感じでしたが写真沢山撮ってもらって楽しかったです!(写真は自重しますw)

大島公園&動物園&資料館は徒歩圏にあり、無料で楽しむことができます。
とても広い公園で、じっくり長時間楽しむ事もできそうです。
ただ、今回はツアー時間の関係上、それぞれの施設の雰囲気だけ楽しませてもらいました。もう少し見たかったのが残念です~。また遊びに来いってことですね!

椿園は様々な椿が見頃を迎えていました。
温室内にはガイドの方もいて、椿に関する説明をしてくれました。
サザンカ(山茶花)とツバキ(椿)の違いを質問したら丁寧に教えてくれました。
山茶花は花びらが散って、椿は花ごと散る、というのがわかりやすい違いだそうです。
その他にも色々と違いはあるそうですが、葉っぱの違いや、葉の毛の有無とかは難しかったです…。
あと印象深かった話としては、黄色い花というのは珍しいそうで、路地栽培できる黄色い椿の品種改良を頑張っているそうです。他にもヨーロッパは気候変動で花種類が少なくなってしまったので、プラントハンターが世界各地から色々な植物を持ち帰った話など、色々聞かせてもらいました。

動物園や資料館は大分駆け足見学!
動物園は色々な動物いるみたいだし、今度は家族で来たいなぁ。
もっとゆっくり見たかったかなー。

岡田港。ジェット船で東京へ

14:30、岡田港到着。
楽しかった旅ももうすぐ終わりです。
15:30の出航まで少し時間があるので、港付近のお土産屋みたり、待合所散策します。

大島内の名所各地でスタンプラリーをやっていて、スタンプを3つ貯めると、港でポストカード交換できます。あと、指定のお店で10%割引!
今回、大島ホテルと、三原山口、大島公園の3つ押して達成です~。
ポストカードもらって、お土産を10%オフで買い物しました♪

アラ汁ふるまいもやってました~。
魚も自由に入れて食べていいよと優しいお言葉。
温かい汁が身に染みて美味しかった~!

アンコさんに見送られながら出航!
アンコさん、全部の船見送るのかなー?風が冷たいのに大変…!

ジェット船は、早くて快適でした。
小さい船は揺れて酔うかな、と心配していましたが、揺れは気にならず。
大型客船とは違い外に出るようなデッキは無く、基本的にはずっと指定席でシートベルトつけて座っている感じです。高速走行中に限り、必要があれば自販機やお手洗いを使う事ができます。
高速走行時以外(発着時やクジラ等大型海洋生物がいる海域)はシートベルトで着席必須でした。
15:30-17:30の快適船旅は、おやつしたり、スマホいじっているうちに過ぎていきました。

17:30、竹芝到着!
この後は保育園帰りの夫と娘と合流する予定かと思うと、不思議な感じです。
24時間未満の旅とは思えない位ギュッと詰まった旅でした。
良いリフレッシュ旅になりました!

お手軽島気分を味わえるツアーでした。
4/5までまだツアー受付してますので、オススメですよ~。

お土産。牛乳せんべい・椿油・椿の実ブローチ
大型客船さるびあ丸の様子はこちらから
東海汽船 は他にも色々お得プラン出してますよ~

旅行

Posted by ちぎら ママ